#4 Toshio Yagi


成城大学名誉教授にして日本ポー学会顧問であられた八木敏雄先生。畢生のご著書『マニエリスムのアメリカ』を出版された記念に、2012年1月21日「八木敏雄先生の新著を言祝ぐ新春の会」が国際文化会館で開催され、八木先生と親交の篤い多くの大学・学会関係者の方々が集まられました。その一ヶ月後、惜しくも八木先生はご逝去されました。

今回の Panic Literati では、八木先生の業績を振り返りながら、巽先生と田ノ口正悟さん(本塾大学院修士課程在籍、ハーマン・メルヴィル研究)による追悼文を掲載。また、パー ティ当日の貴重なお写真の数々(日本アメリカ文学会の集合写真!)も公開いたします。

<八木敏雄先生の新著を言祝ぐ新春の会>
日時:2012年 1月 21日(土) 18:00-21:00
場所:国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
発起人:鴻巣友季子(代表)、高山宏、巽孝之、宇沢美子、折島正司
難波雅紀、舌津智之、大串尚代

<八木敏雄(やぎ・としお)>
1930年:福井県に生まれ、中国天津で育つ
1946年:引き揚げ
1953年:東京外国語大学英米語学科卒業
1969年~:成城大学文芸学部英文科勤務
2001年:停年退職、名誉教授
2012年:『マニエリスムのアメリカ』刊行
2012年2月22日:心筋梗塞で死去、81歳歿

【翻訳】
*エドガー・アラン・ポー短編集『ユリイカ』(岩波文庫)
*ナサニエル・ホーソーン『緋文字』(同上)
*ハーマン・メルヴィル『白鯨』(同上)など多数。
【著作】
*『破壊と創造―エドガー・アラン・ポオ論』(南雲堂、1968年)
*『ポー―グロテスクとアラベスク』 (冬樹社、1978年)
*『「白鯨」解体』(研究社、1986年)
*『アメリカン・ゴシックの水脈』(同上、1992年)
*『エドガー・アラン・ポーの世紀』(同上、2009年)など多数。

<Introduction>
「ある学界人の遺産 ——八木敏雄氏を悼む」
―――巽孝之 (慶應義塾大学教授)

<追悼>
「作家は死に、作品は残る」
―――田ノ口正悟(慶應義塾大学大学院修士課程2年)










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